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ドイツの子育て日記 ▼プッペンハウス ドイツ日記(2001年2月) ちょっと時期を失してしまいましたが、Frohes neues Jahr!(新年あけましておめでとうございます!)今年もプッペンハウスを宜しくお願いいたします。 さて、前回まではドイツでのクリスマスや新年の迎えかたについて書かせていただきましたので、今回は最近のドイツの家族事情についてレポートしたいと思います。 我が家の娘(二歳)は昨年の夏からドイツの保育園に通っています。 ドイツでも幼稚園は三才からなので、三才以下の子供のいる働くお母さんは保育園探しで大変です。我が家の娘も何とか保育園に入れたという感じで、とってもラッキーでした。 保育園とはいっても我が家の娘が通っている所は、一・二歳の幼児グループもある大きな公立幼稚園です。またドイツでは、極一部を除いて幼稚園から大学まで全て公立のものしかありません。故に、幼稚園や保育園のお値段はとっても良心的です。ちなみに、大学の学費ですらほとんど無料なので、医学部に行ってもかかるのは本代くらいです。(我が家の娘をドイツで教育させようという私たち夫婦の大きな理由はここらへんにもあるのです!) さて、我が家の娘の入っているグループには9人の幼児がいるのですが、その内両親が揃っている子供は4人だけです。母子家庭の母親は保育園に子供を預けなくては仕事ができない為、この年代の子供のいるグループではとりわけ母子家庭の子供が多いのも事実ですが、昨今のドイツでは母子家庭はとっても普通のものになりつつあります。 そのため、片親だけだからといって世間から何か言われたりなどということもあまりありません。他人のプライベートなことに干渉しない国民性のせいかもしれません。(こういうところはドイツのよいところです。) また、最近では「パッチワークファミリー」と呼ばれる新しい家族形態が見られるようになりました。これはその名前が示すとおり、つぎはぎだらけの家族という意味です。 一つ例を使って説明しますね。例えば、8歳のシュテファンの両親は彼が2歳の時に離婚して、彼はお母さんに引き取られました。お母さんはその後、別の男性と結婚し、その男性との間に女の子が生まれました。 しかし、その後お母さんはその男性とも別れ、今は別のボーイフレンドと一緒に生活しています。また今現在のボーイフレンドとの間には1歳になる赤ん坊がいます。また、シュテファンは2週間に一度、週末に本当のお父さんの所に泊りに行きます。そこには、お父さんの新しい奥さんとその奥さんが生んだ男の子、またその奥さんの連れ子である女の子も一緒に生活しています。その子供たちは全て彼の兄弟姉妹であり、また両親の新しいパートナーも彼にとっては新しい親戚なのです。 また、結婚はしていないけれども子供がいるというカップルもたくさんいます。しかし、この様なカップルの場合、どうも男性側が結婚という契約を結ぶことを嫌がって結婚していていないというパターンが多いようです。 というのも、ドイツでは結婚するのは簡単ですが離婚するのは大変なのです。子供の親権、養育費の支払い方法、将来別れた伴侶がもらう年金の分け前(何年結婚生活をしていたかによって計算されるらしいです)等について弁護士をたてて、裁判を通して決めなくてはならないほか、収入の多い方(多くは男性側)は別れた相手が再婚するまで生活費を払わなくてはならなくなったりするため、ドイツ人男性の間では「二回離婚したら破産する」と言われています。(二度も離婚するのはちょっと普通じゃないと思います?でも、ドイツにはシュレーダー首相みたいに三回も四回も結婚&離婚をする男性も多いのです。) それゆえ、離婚する時が大変だから最初から結婚なんてしたくない!という男性が増えてしまうのですが、これも何か変…。結婚する前から離婚することを考えて付き合うというのも何か悲しいですよね。でも今離婚問題で大変なボリス・ベッカー夫妻も、結婚する前に離婚した場合の条件を全て決めておいたということですし、最近のドイツでは賢い夫婦の早め早めの問題解決法なのかしら? ちなみに、この様な家族形態に関する問題はドイツだけではなくヨーロッパ諸国全体で見られる現象のようです。 それでは、また一月後にお会いしましょう。Tschuess! (チュース!と発音します。ドイツ語でのバイバイです。) 今までメールマガジンでご紹介した【ドイツ日記】です。 少しづつ画像などを入れてご紹介していきたいと思います。
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