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ドイツの子育て日記 ▼プッペンハウス ドイツ日記(2000年12月) Guten Tag!今月からメールマガジンを発行させていただくことになりました、プッペンハウスの仕入れ担当を担当しております<姉>の佐々木由樹子です。北ドイツのツェレ市という切り妻屋根が立ち並ぶ小さな町に夫と2歳の娘と住んでいます。これから毎月、私の生活の中で気がついたことやハプニングなどをお知らせしていただきたいと思います。 さて、12月といえばクリスマスですね。日本でも12月になるとあちらこちらでジングルベルの音楽が聞こえてきますし、クリスマスのデコレーションで街中が華やぎますよね。本家本元のドイツでも12月になると皆クリスマスに向けて浮き足立ってきます。特に北ヨーロッパの冬はとても暗くて寒いので、 クリスマスのような楽しいイベントは唯一の楽しみなのです。 日本ではクリスマスと言うと12月24日のクリスマスイブと25日のクリスマスの2日間を指しますが、ドイツではこの24日のイブに続いて25日が第1クリスマス日、そして26日も第2クリスマス日と呼ばれています。つまり、ドイツのクリスマスは日本よりも1日長いのです。そして、このクリスマスに向けて約一ヶ月前から様々な準備がなされていきます。 皆さんはアドベントという言葉を聞かれたことがありますか?このアドベントに欠かせないのにクリスマス・デコレーションをしたリースに蝋燭を4本立てたアドベントクランツと呼ばれるものがあります。 12月24日から逆算して4週間前に当たる日曜日(今年は12月3日)は第1アドベントと呼ばれ、アドベントクランツの1本目の蝋燭に火が灯されます。翌週の日曜日は第2アドベントになり、2本目の蝋燭に火が灯され、第3アドベント、第4アドベントの日曜日を迎えて全ての蝋燭に火が灯ると本番のクリスマスがやってくるのです。つまり、このアドベントとはクリスマスを迎えるための準備イベントと言えるでしょう。ドイツ人のおばあさんに以前聞いた話しによりますと、あと何週間でイエス・キリストがお生まれになると皆でお祝いする為にアドベントクランツに火を灯すのだそうです。 このアドベントの日の午後には友人や親類で集まってお茶をします。ドイツ人女性は本当にケーキを作のは上手で、この様な日には最低2種類から3種類の手作りケーキがテーブルに並ぶんですよ。ドイツのケーキはあまり甘くないし、美味しいので日本人の口にも合うと思います。しかし私たちがドイツ人家庭に招待された場合、これらの3種類のケーキを全て最低1個づつは食べなくてはならないので大変です。太るのが心配だから1種類だけで…なんて言い訳は許されません。そんなことを言ったら私のケーキは美味しくないんだわ!とドイツ人女性を悲しませることになります。もしもドイツ人家庭のお茶に呼ばれたら、最低ケーキを2個から3個食べることになることは覚悟してでかけましょう! そうそう、日本ではサンタクロースは12月24日の夜に来ますよね。 ドイツでは12月6日の夜にサンタクロースではなくセント・ニコラウスがやってきます。 このセント・ニコラウスはサンタクロースとは全く異なった姿をしていて、どちらかと言うとロシア正教みたいな格好をしたおじいさんです。本来ドイツにはサンタクロースは存在しなかったらしいのですが、最近は両者が混在していて私も何がなんだかよく分からなくなります。 しかし、今年の12月6日は我が家の娘の所にもきっとセント・ニコラウスがプレゼントを持ってきてくれることでしょう。 待ちに待った12月24日のクリスマスイブは家族や親戚が皆集まり、Tannenbaum(もみの木)の下に各自用意したプレゼントを並べます。皆でクリスマスの食事をした後はプレゼントの交換です。この一瞬がクリスマスでやっぱり一番嬉しいです。私の暮らしている北ドイツではプロテスタントの人が多いので、プレゼント交換の後に教会のミサに家族で行き、皆で静かにベットに入ります。日本の様に賑やかなクリスマスパーティーはドイツではほとんど見られません。ドイツ人にとってのクリスマスは日本人にとってのお正月みたいなもので、厳粛に迎えるものなのです。 それでは、今回はここまで。皆さん、どうぞよいお年をお迎え下さい! Guten Rutsch ins neue Jahr! (ドイツ語ではこのように言うのですが、直訳すると「新年に無事に滑り込 んでね」という意味です。何年使っても変な感じ!) 今までメールマガジンでご紹介した【ドイツ日記】です。 少しづつ画像などを入れてご紹介していきたいと思います。
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